PowerShellのスクリプトファイル(.ps1)を作って、実行してみよう

公開日:  最終更新日:2014/05/29

PowerShellのスクリプトファイル(.ps1)を実行するための準備

PowerShellの初期設定では、PowerShellのスクリプトファイル(拡張子.ps1)を実行することができません。

スクリプトファイルを実行するためには、実行ポリシーを変更する必要があります。
まず、現在設定されている実行ポリシーを確認してみましょう。

↓のコマンドを入力してEnterを押してください
Get-ExecutionPolicy

結果は
Restricted(すべてのスクリプトが実行禁止という意味です)
となっていると思います。

スクリプトを実行できるように、実行ポリシーを変更します。

実行ポリシーを変更しよう

PowerShellのスクリプトファイルを実行するためには、実行ポリシーを変更する必要があります。

次のコマンドを使用して、実行ポリシーを RemoteSigned(ローカルに保存されているスクリプトは実行可能。インターネットからダウンロードしたスクリプトは、署名されているもののみが実行可能) に設定します。

↓のコマンドを入力してEnterを押してください
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

実行ポリシーが変更されました。

確認のため、再度
Get-ExecutionPolicy
を実行してみましょう

結果は、
RemoteSigned
になっていると思います。

これで、PowerShellのスクリプトファイル(.ps1)を実行するための準備が整いました。

PowerShellのスクリプトファイル(.ps1)を作成してみよう

それでは、Power Shellのスクリプトファイルを作成してみましょう。

スクリプトファイルといってもテキストファイルを新規作成し、コマンドを記述し、保存するだけです。
ファイルの拡張子は.txtではなく、.ps1としてください。

test06.ps1というファイルに下記のように一行計算式を書いてみます。
テキストファイルを新規作成して、ファイル名をtest06.ps1にします。

2+3

PowerShellのスクリプトファイル(.ps1)を実行してみよう

さきほど作成した、test06.ps1 を実行してみましょう。

test06.ps1がCドライブのtestというフォルダに保存されているとします。

↓のコマンドを入力してEnterを押してください
C:\test\test06.ps1
(\は¥マーク)

結果が
5
となれば、成功です!

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